私はそれを見送りながら
しばらくその場に立ち止まっていた。
その時…ふと押し花の事を思い出す。
「泰詩……。」
勿忘草をくれた泰詩の顔が蘇ってきて
急に胸が苦しくなる…。
これは…私への罰だ。
今まで泰詩を傷つけたから…。
ずっと絵莉ちゃんに嘘をついていたから。
そう思いながら校舎に向かおうとした時
「市ノ瀬!!」
振り返ると渋谷くんが息を切らして
立っていた。
「渋谷くん…?」
「あのさ…
市ノ瀬はずっと黙ってるの?
今日の事も…黙って我慢するの?」
「え…どういう事?」
「仲原に、何もかも黙ってるの?」
渋谷くん…何がいいたいの?
私がずっと黙っていると渋谷くんは
痺れを切らしたみたいに私に言った。
「俺は…
市ノ瀬がこれ以上傷つくのなんて
見たくない、もし仲原に言えないなら…
…俺が、守るから!」
「え?」
渋谷くんの言葉に私は驚いた。
「それがダメなら…
今日の事、仲原に言う…っ。」
「…え?何で?何で、泰詩に言うの?
それはダメ…泰詩には…言わないで!
…絶対に言わないで…!」
私の慌てた態度と言葉に渋谷くんが
少し驚いた様な顔をしている。
言ったら…
泰詩、私に好きって言った事
絶対に後悔する…。
そしてきっと自分を責める…。
そんなの嫌…。
好きって言ってくれた気持ちを
汚したくない…。
私にはこの思い出が全てだから…。
しばらくその場に立ち止まっていた。
その時…ふと押し花の事を思い出す。
「泰詩……。」
勿忘草をくれた泰詩の顔が蘇ってきて
急に胸が苦しくなる…。
これは…私への罰だ。
今まで泰詩を傷つけたから…。
ずっと絵莉ちゃんに嘘をついていたから。
そう思いながら校舎に向かおうとした時
「市ノ瀬!!」
振り返ると渋谷くんが息を切らして
立っていた。
「渋谷くん…?」
「あのさ…
市ノ瀬はずっと黙ってるの?
今日の事も…黙って我慢するの?」
「え…どういう事?」
「仲原に、何もかも黙ってるの?」
渋谷くん…何がいいたいの?
私がずっと黙っていると渋谷くんは
痺れを切らしたみたいに私に言った。
「俺は…
市ノ瀬がこれ以上傷つくのなんて
見たくない、もし仲原に言えないなら…
…俺が、守るから!」
「え?」
渋谷くんの言葉に私は驚いた。
「それがダメなら…
今日の事、仲原に言う…っ。」
「…え?何で?何で、泰詩に言うの?
それはダメ…泰詩には…言わないで!
…絶対に言わないで…!」
私の慌てた態度と言葉に渋谷くんが
少し驚いた様な顔をしている。
言ったら…
泰詩、私に好きって言った事
絶対に後悔する…。
そしてきっと自分を責める…。
そんなの嫌…。
好きって言ってくれた気持ちを
汚したくない…。
私にはこの思い出が全てだから…。


