pure love~君に恋した365日~




―――がらっ。



思っていたよりも思い切り開けてしまった。




おかげで、教室にいた全員が私のほうを見ていた。




顔が赤くなるのがわかる。




「…小春っ!!」




ぎゅっと何かに包まれた。




「…雪菜」




雪菜だった。