家を出ると、あまりの快晴に少し頭がクラクラする。 ふぅっ… 息を一息ついて、待ち合わせの駅前公園まで歩く。 「小春っ遅いよ~」 雪菜はもう、とっくに来ていたのか額にはうっすら汗をかいていた。 「ごめんごめんっ!」 雪菜は黒の肩出しの服にショートパンツというカジュアルな服装だった。