「…てゆーか、
おまえ以外、美味いって思えないし。

…ん。
やっぱうめぇな、おまえの卵焼き」





なに…。



え、



なに…?





ぱっと手が離されて、やっと気づいた。





私、息が止まってた…。





その瞬間、ドキドキドキと胸の高鳴りを感じて、

かぁああ、と身体全体が熱くなった。