夜のひそやかな楽しみ (Spin off 追加しました)



   *


ああ、痛い。


ずきずきと始まった頭痛に碧は引き出しを開けると、頭痛薬を取り出した。


時々、片頭痛に襲われるため、引き出しに頭痛薬は欠かせない。


調査報告を間違えてはいけないと、脳に緊張させすぎのせいだと思う。


プチプチとシートから取り出すと、マグカップの冷えたお茶と一緒に飲み下した。


薬が効くのを待ちながら、メール到着のアイコンがついているのに、クリックする。


宗雅からの質問事項だ。


その数の多さにげっそりする。


メール文の最後に、“お忙しい所恐縮ですが”の字面に、本当だよと胸の中で突っ込む。


これってメールで返していいかなあ。


質問を一つ一つ読んでいく。