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ああ、痛い。
ずきずきと始まった頭痛に碧は引き出しを開けると、頭痛薬を取り出した。
時々、片頭痛に襲われるため、引き出しに頭痛薬は欠かせない。
調査報告を間違えてはいけないと、脳に緊張させすぎのせいだと思う。
プチプチとシートから取り出すと、マグカップの冷えたお茶と一緒に飲み下した。
薬が効くのを待ちながら、メール到着のアイコンがついているのに、クリックする。
宗雅からの質問事項だ。
その数の多さにげっそりする。
メール文の最後に、“お忙しい所恐縮ですが”の字面に、本当だよと胸の中で突っ込む。
これってメールで返していいかなあ。
質問を一つ一つ読んでいく。

