夜のひそやかな楽しみ (Spin off 追加しました)



えっと、では東京でのあれは、単なる遊びってことでしょうか。


「は?」


宗雅の不愉快そうな声で、自分が呟いていたことに気が付いた。


勢いよく、碧の肩に宗雅は額を載せる。


ごんっと体内で音が響いた。


「付き合う気はなかったけど。
 碧さんの事はずっと本気」


えーと。


「付き合う気は無かったけど、指をくわえているだけなのも癪で、手を出しました」


碧の肩にあごをのせて上目遣いで見上げ、くすっと笑う。


この悪魔。


今度は用心して間違いなく胸の内の呟いたのに、宗雅は聞こえたかのようににやっと笑って、その後は遠慮なくいたぶられた。