ぎょっとして、視線を慌てて皿へ落とした。 大きな意味は無い。 勘違いしたと思われると痛い。 アラサーなんだし。 勘違いして、突っ走って、押し倒すって出来たらいいのに。 いやいや、勘違いをした振りをして、落としにかかるとか。 秘書室の武下なんて上手そうだ。 Line教えてもらっていたし。 新たな事実を思い出して、また落ち込む。 「今度はなに? へこんでいる原因」 碧はどきりとした。 どちらかといえば、何を考えているかわからないと言われるのに。