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科研の申請と補助金の見直しが連日続く中、宗雅は事務室が静まり返る頃に現れ、作業を手伝ってくれた。
そして当然のように毎晩泊まっていく。
月曜日から始まって、金曜日。
申請も見直しも完了した。
提出が郵送で済むなんて、ここ数年なかったことだ。
いつも締切日の3時ぐらいまで粘り、地下鉄に飛び乗って、提出に行っていた。
感無量で茶封筒を眺める。
「帰りましょう」
宗雅のそっけない声で碧は顔を上げた。
ああ、そっか。
これが終わったということは、お泊りも今日で終わりなのか。
それとも今夜も来ないかな?
金曜日だし。
彼女がいないことはわかったが、色々予定があるかも。
なんせ引く手あまただ。

