夜のひそやかな楽しみ (Spin off 追加しました)



宗雅は軽くキスすると、自分の番というように、じっくり味わいだす。


やがて宗雅も碧の中で弾けると、二人で眠りに落ちていった。


でもアルコールが入っているときの眠りは浅くて、いつもと違う寝心地に目を開けた。


うわっ。


端正な顔のドアップに身をのけぞらせる。


碧の動きを察知して、宗雅も物憂げに目を開けた。


宗雅のほうは驚きもせず、じっと碧を見つめる。


彼も酔いが醒めかけているようだ。


いつもの冷静なまなざしになっている。


碧はうろたえ気味に視線を動かすと、宗雅は碧の鼻の頭にキスをした。


そのまま重ねる。


ゆっくりとした舌の動き。


でも的確に碧に火をつける。


すごく気持ちよくて、本当にこの人上手いんだなって思う。