「ソウくんが予想外の事を言うからだよ~」 「普通、そっちを考えますけど」 「違うだろ。 碧ちゃんの事実を、えぇーって驚くところじゃないか」 「えぇー」 「棒読み。 いいもん」 藤井が拗ねたような表情になってパソコンに戻って行った。 おかげで詳細を聞き損ねる。 いや、聞いたら感のいい藤井は見抜くし。 宗雅は平静を装って朝一の作業を始める。 が。 駄目だ、全く集中できない。 雑務の後、この間の調査票のコピーを見始めたが頭に入ってこない。