兄の性格から、仲直りする機会を伺っていたのだろう、速攻で返ってきた。 付き合ってくれる上に、夕食までご馳走してくれるらしい。 さすが、高額所得者。 学校で待ち合わせしようとする葵に、現地集合というそっけないLineを返しておく。 葵と兄妹と知っているのは数人だ。 不必要に噂をたてたくない。 敵を作りたくないというのか。 過去の経験を思い出し、嫌な気分になってしまった。 仕事、仕事。 碧は葵との約束に間に合わせるため、手元に意識を戻した。