夜のひそやかな楽しみ (Spin off 追加しました)



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洋服、欲しいかも。


パソコンに向かいながら、碧は唐突に思った。


さすがにアラサーにもなって、全身、アメリカのファストブランドというのはありえない?と、ふと気が付く。


少しは、女・・・らしく?


昼間見た光景がよぎる。


あそこまでは、やる気ないけど。


秘書課にいる武下は膝上のタイトスカートに、vネックセーターだった。


綺麗な足と豊満な胸と、くびれたウェストが存分にアピールされていた。


自分が良くわかっていらっしゃる。


皮肉ではなくて素直に感心する。


科研申請だって、持ち味を活かさなきゃ通らないのだし。