水無瀬くんが、ベッドに入ったのを確認すると、私は1階へ降り洗面所に畳んで置いているタオルを1枚取って水で濡らす。 よく絞りそれをまた、水無瀬くんの所に持っていく。 そして、ゆっくりそっと水無瀬くんのおでこに置いた。 しばらくして、規則正しい寝息が聞こえる。 大丈夫かな……?水無瀬くん。体育祭の疲れが出ちゃったのかな? 今日は、1日看病してあげよう。 そう思い、1階へ降りお粥作りの準備を進めた。