幸せ行きのチケット

『友利』

私は目を開けた。

声がしたから。

その声は懐かしかった。

目を開けたとき、ただの妄想だと思った時は溜息がでた。

それでも、あの声はまぎれもなく祐輔だった。

やっぱり、近くにいたんだね。

すごくね、幸せに感じる。

きっと今、私最高の笑顔してるよ。