高校生活最後の日。
私は早朝から出掛ける支度をしていた。
暖かい服を来て、メイクは適当に。
卒業式まではまだ時間がある。
私には、どうしても行きたい場所があった。
祐輔との思い出の場所。
幸せな時間をくれた場所。
そんな大切な場所に行きたかった。
時間をかけてこの場所にたどり着いた。
途中、今までのことを思い出して涙がでてきたりした。
でも逆に笑顔になれたりもしたんだ。
今までの思い出は悲しいものばかりではなかったから。
……この道を曲がれば…。
『祐輔に会える』
会えないのに…。
『会えるってば』
会えるわけない。
『笑顔で迎えてくれるよ』
祐輔は…もう笑ってくれないんだよ。
この世にいない。
そう。
もう祐輔はいない。
私は早朝から出掛ける支度をしていた。
暖かい服を来て、メイクは適当に。
卒業式まではまだ時間がある。
私には、どうしても行きたい場所があった。
祐輔との思い出の場所。
幸せな時間をくれた場所。
そんな大切な場所に行きたかった。
時間をかけてこの場所にたどり着いた。
途中、今までのことを思い出して涙がでてきたりした。
でも逆に笑顔になれたりもしたんだ。
今までの思い出は悲しいものばかりではなかったから。
……この道を曲がれば…。
『祐輔に会える』
会えないのに…。
『会えるってば』
会えるわけない。
『笑顔で迎えてくれるよ』
祐輔は…もう笑ってくれないんだよ。
この世にいない。
そう。
もう祐輔はいない。