母「…いまあなたは幸せ?」



「急になにー?笑幸せだよ!愛梨もいて、裕二もいてそしてなにより陸がいる…」




母「そっか…もう陸君とながいわね〜」



「うん!中二の時に付き合ってるから3年かなぁ」



母「ながいわねぇニコニコ陸君とこれからもがんばりなさいね」




「うん♪って話わー?」




母「……あなたはね…


















私たちと血が繋がっていないの………」





「…え……?」



母「私たちは子供が欲しかったのに全然できなくてね…孤児院にいったの…
孤児院の子供達をみていて本当に血の繋がっていない子を育てられるのか急に心配になってね…迷っていた時あなたに出会ったのよ」







「わ…わたし?」






母「ええ。
(やっぱり私無理よ!

なにいってるんだ!2人で決めたことだろ!


でも…


おばちゃん!なんで泣いてるの??



泣いてないよ?ニコッ



はい!これあげる!!さっきそこでとったの!だから元気だして?ニコッ




ありがと…////)

あの時この子だ!って思ったの。
すぐにあなたを貰ったわ。その時あなたにはその孤児院に兄がいたことを聞いたわ。あなたにいったら寂しがると思って言えなかったの…ごめんなさい…」






「ううん…教えてくれてありがと…」





「私のお兄ちゃんってどんな子だったの?」



母「私も顔は一回しか見てないから覚えてないんだけど、確か双子って言ってたわ。その子も凛を貰ってからすぐ他の家に引き取られたらしいわ。」






「双子か…ねぇその孤児院の名前は?」






母「ひまわり孤児院よ」





「わかった!本当に今日はありがと…おやすみ」








私血繋がっていなかったんだ……









血の繋がりか…


お兄ちゃんに会いたい…