「三上さんみたいな子、タイプなんだよねー」と入社した次の日に言ってきた。
柊花はずっとカズさんのことを想っているから、大石さんがどんなに気に入っても無理だと思う。でも、無理だとは言えなくて、曖昧に頷くことしか出来なかった。
それに、私が知りたいのは大石さんの好きなタイプではなくて、涼さんの好きなタイプだ。
大学時代の涼さんは、いつもきれいで目立つ派手めな人と歩いていたから、派手な感じの人が好きなのかもしれない。
地味な私では振り向いてもらえそうもない。だからといって、派手になることは出来ない。
言われた資料を開くものの大石さんの説明が全然頭に入らない。やっと会えた涼さんのことばかり考えてしまっていた。
トントンと軽く資料の近くを叩かれて、ハッと頭を上げる。
「次に進んでいるぞ。聞く気がないから出たら?」
冷たく注意してきたのは部長だった。いつの間にか私の前の椅子に座り、体をこちらに向けていた。
「出たら?」と言ったあとに、顎でドアを指した。
柊花はずっとカズさんのことを想っているから、大石さんがどんなに気に入っても無理だと思う。でも、無理だとは言えなくて、曖昧に頷くことしか出来なかった。
それに、私が知りたいのは大石さんの好きなタイプではなくて、涼さんの好きなタイプだ。
大学時代の涼さんは、いつもきれいで目立つ派手めな人と歩いていたから、派手な感じの人が好きなのかもしれない。
地味な私では振り向いてもらえそうもない。だからといって、派手になることは出来ない。
言われた資料を開くものの大石さんの説明が全然頭に入らない。やっと会えた涼さんのことばかり考えてしまっていた。
トントンと軽く資料の近くを叩かれて、ハッと頭を上げる。
「次に進んでいるぞ。聞く気がないから出たら?」
冷たく注意してきたのは部長だった。いつの間にか私の前の椅子に座り、体をこちらに向けていた。
「出たら?」と言ったあとに、顎でドアを指した。


