「立ち上がらなくていいよ。それに、お礼はあのときにちゃんと言ってもらったし。ほら、座って」
涼さんは軽く私の頭を二回叩いて、座るように促す。だけど、涼さんが立っているのに私が座ることは出来ない。
座らない私を見て、涼さんは隣にある二人用のテーブルを私たちのテーブルとつけた。
「ここに座ってもいいかな?」
涼さんの動きに呆然としている私を柊花がチラッと見て、「どうぞー」と答えた。
「今から会社に戻るとこだったんだけど、ちょっと一息ついてからにしようと入って良かった。また会えるなんて!ビックリだよね?」
私は隣に座った涼さんに胸を高鳴らせてコクコクと頷いた。
涼さんはビジネスカバンから黒い名刺ケースを取りだし、私と柊花の前に置く。
「俺、そこのコロアールマーケティングで働いているんだ。君たち、就活中? どこか行ってきた帰り?」
「えっと……」
涼さんの質問に答えなければならないのに言葉に詰まってしまった私は柊花を見る。柊花に続きを話して欲しい。
だけど、私の助けを求める視線を柊花は無視した。答えるのは私しかしない。
涼さんは軽く私の頭を二回叩いて、座るように促す。だけど、涼さんが立っているのに私が座ることは出来ない。
座らない私を見て、涼さんは隣にある二人用のテーブルを私たちのテーブルとつけた。
「ここに座ってもいいかな?」
涼さんの動きに呆然としている私を柊花がチラッと見て、「どうぞー」と答えた。
「今から会社に戻るとこだったんだけど、ちょっと一息ついてからにしようと入って良かった。また会えるなんて!ビックリだよね?」
私は隣に座った涼さんに胸を高鳴らせてコクコクと頷いた。
涼さんはビジネスカバンから黒い名刺ケースを取りだし、私と柊花の前に置く。
「俺、そこのコロアールマーケティングで働いているんだ。君たち、就活中? どこか行ってきた帰り?」
「えっと……」
涼さんの質問に答えなければならないのに言葉に詰まってしまった私は柊花を見る。柊花に続きを話して欲しい。
だけど、私の助けを求める視線を柊花は無視した。答えるのは私しかしない。


