要さんを見ようとしたとき、歓声があがったので、美月さんのほうに目を向けた。美月さんの放ったブーケが大きな弧を描き……
「わっ!」
私の前に来たので、思わず手を出して受け止める。拍手が沸き上がって、受け取ったことを実感するが、呆然としてしまった。
「夕美、ナイスキャッチ。さすが美月ちゃん、元ソフトボール部だっただけあるな。コントロールがすごいいい」
「か、要さん。どうしましょう」
要さんからの美月さん情報よりもまさか受け取ると思わなかったブーケに驚いた。私のところまで届かないと思っていた。
「おーい! 次は夕美ちゃんの番だよー!」
美月さんの隣にいる涼さんが叫ぶ。私の番って、そんな予定ないし。涼さんは何を言っているのだか……。
「うん、次は俺たちの番。夕美、結婚しよう」
「えっ?」
要さんはスーツのポケットから、小さな赤い箱を取り出した、そして、それを開ける。
そこには、ダイヤモンドの指輪が輝いていた。
「えっ? ええっ!」
今、「結婚しよう」と言った。それって、プロポーズだよね?
私、要さんにプロポーズされているの?
「わっ!」
私の前に来たので、思わず手を出して受け止める。拍手が沸き上がって、受け取ったことを実感するが、呆然としてしまった。
「夕美、ナイスキャッチ。さすが美月ちゃん、元ソフトボール部だっただけあるな。コントロールがすごいいい」
「か、要さん。どうしましょう」
要さんからの美月さん情報よりもまさか受け取ると思わなかったブーケに驚いた。私のところまで届かないと思っていた。
「おーい! 次は夕美ちゃんの番だよー!」
美月さんの隣にいる涼さんが叫ぶ。私の番って、そんな予定ないし。涼さんは何を言っているのだか……。
「うん、次は俺たちの番。夕美、結婚しよう」
「えっ?」
要さんはスーツのポケットから、小さな赤い箱を取り出した、そして、それを開ける。
そこには、ダイヤモンドの指輪が輝いていた。
「えっ? ええっ!」
今、「結婚しよう」と言った。それって、プロポーズだよね?
私、要さんにプロポーズされているの?