控え目に甘く、想いは直線的

汗をかいたから、流したい。それに抱かれるならやっぱりきれいにしたい。

要さんは私の要求に応じてくれた。バスルームに案内してくれ、バスタオルを渡してくれた。

何度も何度も深呼吸をしながら、念入りに体を洗う。

よし! 心の準備も体の準備も出来た。

あとは要さんに任せよう。

先にシャワーを浴びた私は、買ったばかりの水色のルームウェアを着てリビングに戻る。もちろん中に着ているものも買ったばかりだ。

要さんは私を自分の部屋で待つように言い、私と入れ替わりにバスルームへ入った、


要さんの部屋を開けると前に来たときと同じように本が床に散乱していた。

前よりも少し増えたかな。

待っている間、どこにいたらいいのか分からなかったから、本を本棚に片付ける。


「ベッドに寝ていたら良かったのに、何してるの?」


「いえ、あの、なんとなく落ち着かなくて。これだけ入れますね」


お風呂上がりの要さんは上半身何も着ていなくて、ドキッとした。直視できなくて、私はまた本棚を見る。

まだ三冊ほど本を胸に抱えていたから、まずは本棚に並べるが、背中に要さんの視線を感じるからぎこちない動きになる。