控え目に甘く、想いは直線的

「えっ?」


「なに? 嫌?」


私の首筋から肩にかけて何度かキスをしていた要さんが顔をあげる。

私、今何を思った?

好き……だから?

私、要さんが好きなの?


「嫌じゃない」


「フッ、もっとして欲しい?」


いつの間にか服がずらされて、肩が出ていたが、その服を戻される。

ハッ! いつの間に、ボタンが外れているの?

胸元を見ると、第一ボタンしか外していなかったのに、その二つ下まで外れていて、キャミソールとブラジャーが見えていた。

そうか、だから肩が出ていたんだ。

って、納得している場合ではない!

なんでこんな状態になっているかが問題。


「夕美、こっち向いて」


後頭部に手が移動し、顔を斜め後ろに向かされ、今度は唇にキスをされる。

嫌じゃない。だって、要さんが好きだから。

うん、確かに好き。

全く抵抗をしない私の体はキスをされたままで、動かされて、要さんと向き合う形となる。要さんの片手は私の後頭部を支えているけど、もう一つの手は腰に回されていて、体は密着する。

私はそっと要さんのTシャツを握った。