空と海とキミ。





え…?

あまの、かなた?



いや、まさか、ね。

あの子は、もう…。


「ちょっとー?生きてるかー?」


深空が私の顔の前で手をふってた

ぼーっとしてたわ



『あ、ごめん。ちょっとぼーっとしてた』


「そかー。珍しいね。海月がぼーっとするなんて」


『いや、ちょっと考え事してた』


「そかそか」

『うん』