「2人とも、時間は大丈夫ですか?」





ゆっくり朝食を食べていると、お母様が言った。





壁についている、これまた無駄に大きな時計を見ると、時計の針は8:00を指していた。





「わっ!大丈夫じゃありません!失礼します!」





「ぉわっ!申し訳ありません!行ってきます!」





2人で慌てて席を立ち、荷物を持って家を出た。