目を覚ますと手足が縛られて身動きがとれない





「あ、起きたね」






背筋がゾクッとした








「安心して?ここ倉庫だから」


 


埃臭い



「な、なんで私を…ゴホ」
 






声がかすれてしまう 
  






「昨日、君を襲ったのは僕が雇った奴だ」







「え?」







「言ったよね?君がほしいって」








「嫌です」




パァァァン




平手打ちを食らわされた



────っ!



「僕に刃向かうな、大人しく従え」