すれ違い、片思い


夏休みは充実していたからか、あっという間に過ぎていく。


カフェでのアルバイトにも慣れてきて、接客にも自信がついてきたから、夏休みでやめてしまうのが少し悲しい。


私たちのバイト中に、部活帰りの西谷と大和が来てくれる事もあって。


そのたびに何故か店内は女性のお客さんで溢れるんだ。


で、今日も沢山の女性客。



『どうしてだろうね?』



圭に訊ねる。

少し不思議なんだ。

自分たちの友達が人気があると言うことが。



『前にも言ったでしょ?あの2人はモテるの』



『ふ~ん』



なんか、また胸がツンってなって。


西谷と大和に視線を送る女性客の方を見れなくなってしまった。