『何やってるの!2人とも!やめて!』 聞き覚えのある前田の声。 その後ろには福島がいた。 その姿を見て我に返る。 『ちょっと、あんたたち』 低い声で前田が話す。 『先生来たらヤバいから、みんな教室戻って。で、大和はとりあえず保健室、西谷は手、大丈夫?』 『あぁ』 声を絞り出した。 『じゃあ亜紀、大和保健室連れてって。西谷は私と教室戻ろ』 やっぱり前田はしっかりしている。