『何やってるの!2人とも!やめて!』
大きな声で人だかりの中央に入っていく圭。
私もすぐにその後に続く。
圭が足を止めたから、背中に鼻がぶつかる・・・
『えっ?!』
私の視線の先には・・・
廊下に座り込んで唇から血を流し西谷を睨みつけてる大和と、右手に拳を握りしめ、大和を見下ろしている西谷がいた。
『ちょっと、あんたたち』
低い声で圭が話す。
『先生来たらヤバいから、みんな教室戻って。で、大和はとりあえず保健室、西谷は手、大丈夫?』
『あぁ』
同じく低い声の西谷。
『じゃあ亜紀、大和保健室連れてって。西谷は私と教室戻ろ』
テキパキと圭に指示され、その通り皆が動き出した。
ギャラリーも、私達も。

