すれ違い、片思い


『亜紀、泣いたでしょ。目が赤い。石原と何があったの?』


5限が終わるとすぐ圭がやってきた。


『何もないよ?』


笑って答える。でもそんなの圭が許してくれるはずはなく・・・


『言わないと怒るよ』



『ごめん。今は言えない・・・自分の気持ちに整理がついたら話すね』



まだ確信がないこんな状態で話すことではないと思った。

私の気持ちをわかってくれたのか



『分かった。でも、何かあったらすぐに言ってね?』



『ありがと』



圭と話してる間、ずっと西谷が気になった。


さっきまで一緒にいた石原君と話し込んでいたから・・・