すれ違い、片思い


『早くそのモヤモヤの正体が分かるといいね。』



優しく笑ってくれる。



『はい。もう少しモヤモヤしてみますw』



『頑張って!で、その難問が解けて俺にチャンスがあったら連絡くれる?これ俺のアドレスと電話番号』



小さなメモ用紙にとても丁寧な文字で書かれていた。



『それ、自分でもおかしいけど、3回も書き直したんだw』



笑顔の素敵なかわいい人だなと、本当にそう思った。



『じゃ、帰ろうか。もう遅いし送っていくよ』



2人で並んで世間話をしながら裏門にさしかかったとき、門横の壁にもたれて立っている人影がいて。


少し怖くて川上くんの後ろに隠れたんだけど



『先輩、遅いっす』



聞き覚えのある声。


少し不機嫌で、でも私を待っていてくれる優しい友達・・・・