すれ違い、片思い

卒業後は、制服の採寸とか、指定物の購入とか、なんだかんだと忙しく過ごしていて、告白されたことをうっかり忘れていた。


うそ、本当は忘れてたわけじゃないんだ。


断って、友達関係が壊れるのが怖かったから。


私は返事をする事から逃げてた。


そう、西谷は大切な友達だから。




大切な友達だから、嘘はつけない。だから正直に…





---西谷は、大切な友達---





すぐに既読がつくものの、一向に返事がない。
どうしよう・・・やっぱり、嫌われるよね・・・


でも多分時間にしてほんの1分、それぐらいだったと思う




---誰か好きヤツ、いる?---




---いないよ---




またしても沈黙


西谷、怒ってる?




---そっか・・・残念だけど・・・じゃあこれからも友達で!---




私が想像していなかった西谷の返事




---うん。ありがとう。気持ち嬉しかった---




本当に嬉しかった。




---こっちこそありがと。返事聞けて良かった!じゃあまた、高校で!---



西谷の返事に何故か涙がこぼれる。
なんで、かな・・・




---うん、また高校で!---