龍輝side
「凛樺……。」
特別室のベッドに寝かせた凛樺の頭をそっと撫でる。
龍斗は俺と違って担当しているクラスがあるため今はいない。
こんなに細くなったとは思わなかった。
最後に凛樺に会ったのは確か、2カ月前だ。
「凛樺、俺の学校に通わないか??」
出合い頭に呟いた言葉。
そんないきなりの言葉にでも凛樺は優しく、
「龍輝が作った高校??」
まるで子供を優しく見守る母のように穏やかに笑う。
「っつ………。」
顔が一気に熱くなる。
あぁ、本当に凛樺は……いつ見ても綺麗で……愛しい存在なんだ…。
「龍輝??顔が赤いけど大丈夫??」
聞いていて心地のいい声が俺の名前を呼んで心配をしている。
俺のものになればいいのにな、そしたら……。
「まだ、引きずってるのか??」
そんな偽りの笑顔なんかさせない、凛樺を幸せにするのにな……。
