《風月Side》

『まだ、かな。』

さっき、急いで家を出た時に、駅の近くで
律唏くん見たんだよ……。

『風月、お待たせ。』

この声は、うん!

『海くーんっ(泣)』

あれ、海くん、驚いてる?

『あ、そだ。今日さ?美依呼んで、俺んちこねぇ?』

『行く。ついでに泊まる。だって……律唏くん、来るから。』

やなの。
律唏くん、はやだ。

『は?兄貴も律唏と泊まるとか言ってた。けど?』

え、海さんが?

『てか、そろそろ、海くん、ってのやめてくんね?ちゃんと、さ?凪って呼んで。』

…っ………/////

『な、な。な、凪く、ん?///』

きゃ……//

『っ、次海くん、って呼んだら罰ゲームな?』

え、えぇ???!

これから、大変な予感が…。




とにかく、学校ついたら美依ちゃんとお話しよっと。