「気分って…。ずっとそれで断られてるしぃ〜。最近早飛冷たいよぉ。今日くらいいいじゃん!!ね?」 「面倒臭い。他のヤツと行けば?」 「えぇ〜。でも全然行ってないじゃん!!行こーよぉ〜!!」 何度断ってもしつこく誘ってくる。 ウザい。 本気でそう思った。 「ねぇ早飛ぉ!!」 「ごめん、本当ムリ。じゃ。」 最後にそう言うと、早足で教室を出た。 俯いていた顔を上げると、廊下のドア周辺にクラスの女子たちが固まって話していた。 その中に瀬川の姿を見つけた瞬間、反射的に目を逸らしてしまった。