生きる




『検査の結果は、炎症がありそのままにすると、赤ちゃんにも影響があります。


明日からしばらく薬を入れて様子をみていきましょう』






「あ、はい」






『では横になってね』







ベッドに横になり検診のようにお腹を出し…






『…………これわかるかな?

 赤ちゃんの顔だよ』







モニターに映っていたのは丁度真正面。




そして指をしゃぶっていました。






先生は変わらず赤ちゃんの大きさなどをはかり、筋腫の大きさも忘れずみてました。







『はい。じゃ終わりね。ゆっくり戻って、休んで下さいね』







「ありがとうございました」







服を直しながらさっき映し出された指シャブリのエコーをもらいながらお礼をいい、病室に戻れば就寝じかんでした。