生きる

午後になり主人が来てくれ


『はい。これ頼まれた物ね!お母さんは今日は来ないってさ!』


「そっか。

………いつまで入院になるのかな?早く帰りたいよ」



『解らないね。頸菅が元に戻るぐらいじゃないと帰れないよな…今はゆっくりしてたらいいよ!産まれたらそんな暇なくなるからさ!』



「そうかな?………」


二人の子育てしてきた主人なりの励ましでした。






その日はのんびり面会ギリギリまで居てくれ


『じゃまた来るな!じっとしてろよ(笑)』



「うん。ありがとう。

道中長いから気を付けて帰ってね……


着いたらメール入れてくれる?」



『解ったよ!じゃあな』



チュッ





エレベーター前で不意討ちのキスをされ主人は笑いながら帰って行きました。






それから日付が変わる頃メールが入り私もゆっくり寝始めました。