たかし?
まあ、それは置いといて。
美花....、
美花は私のいとこ。
いつも私の真似をしてきた。
そして、双子でもないのに顔とか背格好がとてもそっくり。
だけど、決定的に違うのは肌の色、髪の色、瞳の色。
私の祖母がアルビノだったことからかは知らないが、私も生まれたときからアルビノだった。
真っ白の髪
真っ白の肌
薄紫の瞳
ずっと、隠してたのに...
みんなの前でウィッグとカラーコンタクトを外し、インターネットの掲示板に乗せた。
美花の自称友達が。
それらも加わり、ずっと、私の友達、信頼されていたはずの先生、そして親までも取っていった。
あっさりと。
おはぎは取られないように誰にも飼っていることは言ってない。
と言うよりも、言う人がいないし、家には誰も呼ばないからばれてない。
おはぎさえも取られてしまったら…!
私は本当の怒りに染まるかもしれない
だから、誰にも言わない、すべて隠す。
