今日は特に用事もなく部屋に居た。 ただ雛那ちゃんの事が気になり目を移す。 「勉強中?」 以前会った時、雛那ちゃんは「宿題は終わった」と話していた。 その時、なんとなく俺はわかった気がした。 どうして遅くまで電気が点いているか。 そんなに勉強が苦手そうには見えなかった。 だから結構前に宿題は終わっていたみたいだし… 俺は次の日、雛那ちゃんを家に呼んでみた。 正直、来てくれるかは不安だったけど雛那ちゃんは「じゃぁ今から行きます!」と言ってすぐに来てくれた。