でも、こんなんじゃダメで…

りりあside

まさか、ゆうとが付き合ってたなんて、

しかも地味で、可愛くない、美加子ちゃんと。

こんなこと言うから神様に嫌われるんだ。

りんかも苦しめちゃったなー。

あたし、ダメだな。

と思ってたら、りんかがあたしを

抱きしめた、一呼吸おいて、強めた腕。

そして、あたしは気づいた。


「…りんか、泣いてんの?」

「………泣いてない。」

「…泣 泣いてんじゃんかぁ~。」

「りりあ、あたしが男だったら、
あんたを彼女にするっ、りりあは優しいし、
可愛いし、美人だし、非の打ち所がないってゆーか、まぁ、いーや。

…ほかの恋しよ?」

りんかはあたしのこと考えてくれてんだなー、とおもったら心がポカポカ。

もう、失恋なんて、忘れちゃえ!