ゆりかご

それから、ゆうちゃんにも話をして謝らなければならない。

このままじゃ、嫌だから…。

「…。」

コータロー……。

コータローの気持ちも、無視したままだ。


あたしって、今かなり最悪の状態なんじゃないか…。

色んな事から逃げてるーーーネガティヴな自分が、ここまでネガティヴだとは思っていなかった。



「まーゆーこ。帰ろ?」

どんなに良い日だろうが悪い日だろうが、必ず時間は過ぎていく…今のあたしは、もったいない時間の使い方をしているに違いない。

1つずつ、解決していかなきゃーーー。

「ごめん先帰って?ちょっとやる事があって…。」

「…わかった。何かあったら連絡してね。」

放課後、察しがいい美羽は、それ以上聞く事なく帰っていった。


《繭ー?最近連絡ないけど、どうした?》

《繭子、元気?土曜日の大会見に来るー?》

翔矢と雪乃から、返信を誘うメールが度々くる。

あたしはメールの画面を見つめて、深呼吸をした…。