ゆりかご

話すことで、翔矢と雪乃の関係を半ば認めてるようで……それでもあたしは、2人の間には何もない事を強く願っている。

「…つらかったね。繭子、気付かなくてごめんね。」

「み、美羽は悪くなんかないよ…。」

こんなに気を遣ってくれて、話も聞いてくれて……美羽には感謝しかないんだから。


「これから…繭子は、どうするの?」

ドキなのか、ギクなのか……あたしの心臓が揺れ動いた。

「確かめたい…。でも、怖くて……。」

ホントに…翔矢が雪乃と浮気してるとしたら、2人の裏切りに、あたしは耐えられる自信がない。

「ゆうちゃんにも…上手く断らなきゃだし。ゆうちゃんにも、話した方がいいかな?」

「う〜ん…。」

美羽は、何か考え事をしているのだろう、天井を見上げていた。

「でもさ、話すの辛いよね?」

「…。」

「あたしが話してよければ、ゆうちゃんに断っておくけど…。」

美羽…。