入学してまだ3日ーーーお互いの事を何も知らないあたし達は、その一言一言が新鮮だった。
まるで付き合い始めたばかりのカップルみたい(笑)。
「年上だよ、働いてるし。」
「えーっ、社会人⁉︎オトナじゃん、何かすごいね。」
「すごくなんかないよ。社会人って言っても6歳しかかわらないし、男は何歳でも子供っぽいよ(笑)。」
「すごーい!美羽ってすごーい!何か暑くなってきたし!」
「あはは。興奮しすぎだよ、繭子。」
手のひらでパタパタと顔を扇ぐあたしを見て笑う美羽。
何だか、美羽がすごくオトナに見えて、翔矢と高校が別々になっただけで落ち込んでる自分が、少しだけ恥ずかしかった…。
「じゃぁまた明日ね〜。」
「うん。帰り気をつけてね、繭子。」
駅に着いて、別々のホームに向かうあたし達。
まるで付き合い始めたばかりのカップルみたい(笑)。
「年上だよ、働いてるし。」
「えーっ、社会人⁉︎オトナじゃん、何かすごいね。」
「すごくなんかないよ。社会人って言っても6歳しかかわらないし、男は何歳でも子供っぽいよ(笑)。」
「すごーい!美羽ってすごーい!何か暑くなってきたし!」
「あはは。興奮しすぎだよ、繭子。」
手のひらでパタパタと顔を扇ぐあたしを見て笑う美羽。
何だか、美羽がすごくオトナに見えて、翔矢と高校が別々になっただけで落ち込んでる自分が、少しだけ恥ずかしかった…。
「じゃぁまた明日ね〜。」
「うん。帰り気をつけてね、繭子。」
駅に着いて、別々のホームに向かうあたし達。



