しばらくすると……
「お待たせ。
俺一人じゃ抑える人いないから鈴木さん呼んできた。美優そろそろ大人しくベッドにうつ伏せになって!!」
……真緒さんには悪いけど来なくてよかったのに
「やだっ!! グスン
痛いのは大っ嫌い!!」
「美優の気持ちはわかるけどわがままは聞けないから!! 鈴木さん美優のこと抑えて」
「わかりました!
美優ちゃんごめんね、ちょっと頑張ろうね」
「やだ グスン」
泣いているのに抑えられて、麻酔の注射をされて本番の針でグリグリやられる
「グスン 離して 怖い やだ――」
私は麻酔の注射のときから号泣して暴れているけど抑えられていて動けない
「じゃあ髄液抜くよ!!」
「痛いーー!! やだぁ――!!」
鋭い痛みで叫んでしまった
なんで痛い時間だけこんなに長く感じるの(泣)
「ほら、痛いの終しまい。よく頑張ったな」
抱きしめながら背中の止血をしてくれた
「グスン ヒクッ」
「もう泣かないよ大丈夫だから
怖くなんかないからな」
私はこのあとの予防接種のことも忘れてきゅんとしてしまった


