「美優、何変なこと言っているの?
美優が苦しんでいるのに来ないわけないだろ
美優が辛い思いをしたら飛んでいくから

でも、美優が不安になっちゃうんだったら
1週間ずっと俺がついているから
絶対に不安になんかさせない  
だから病院に行こう

美優こないだの治療頑張ったから
かなりよくなってきてるし
今は辛いけど頑張ったら楽しいこと
がたくさん待っているよ」


そう言って私を抱きしめてくれた

 
悠斗の温もりに触れて
涙が溢れてくる


「…グスン ヒクッ……
苦しくなったらすぐ来てくれる???」


「当たり前
美優が来てほしいときに呼んでくれれば
すぐにかけつける」


悠斗は私のスーパーマンだね
いつも私のことを安心させてくれる


「…悠斗はいつでも助けてくれるのに
悠斗のこと大好きなのに
悠斗のこと信じられなくてごめんなさい」


「じゃあ、美優からキスしてくれたら許す

ほら、早くして」


……恥ずかしいよ


目を閉じて悠斗の唇にキスをした
すごくドキドキする


「美優、心臓の音すごいよ(笑)

じゃあ朝ごはん食べよう」


「…うん」