ボキンッ 「ぐぁあ!!」 「あんまり、手荒なことはしたくなかったんだけど…。 まぁ、正当防衛だからいいよな?」 目の前の敵を倒し終わり満足気に汚れを払う雷翔。 「蒼竜! 悪りぃ、手こずっちまった! 架坐南、倒してくれて助かっ…!?」 雷翔礼を言おうと後ろを向く。 そこには、すました顔の蒼竜がいない。