午前中に洗濯と掃除を終え、昼食を摂り、テレビを観たりお茶を飲んだりして過ごしていると、午後はあっという間に過ぎていく。
学校、或いは塾、テニスクラブに、瑛梨奈を迎えに行く時間になる。
学校は家から車で5分程の所にあるし、塾やテニスクラブにも瑛梨奈のクラスメートが一緒に通っているので、送り迎えなど必要無さそうなものだが、それでもやはり不安なのだ。
友達と一緒に帰宅する楽しみを奪っている事は、申し訳無いと思う。
しかし幸い瑛梨奈は
「車の方が楽」
と言って、毎日迎えに来られる事に不満は無いようだった。
助手席に乗り込むとすぐ、ランドセルから幽霊の本を取り出して読み始めはするが、少なくとも私の目の届く所に娘がいる
とりあえず、それで良い。
そして帰宅し、夕食を作って娘と一緒に摂り、入浴を済ませると
不眠か悪夢という、どちらにしても最悪な選択肢が与えられる。
学校、或いは塾、テニスクラブに、瑛梨奈を迎えに行く時間になる。
学校は家から車で5分程の所にあるし、塾やテニスクラブにも瑛梨奈のクラスメートが一緒に通っているので、送り迎えなど必要無さそうなものだが、それでもやはり不安なのだ。
友達と一緒に帰宅する楽しみを奪っている事は、申し訳無いと思う。
しかし幸い瑛梨奈は
「車の方が楽」
と言って、毎日迎えに来られる事に不満は無いようだった。
助手席に乗り込むとすぐ、ランドセルから幽霊の本を取り出して読み始めはするが、少なくとも私の目の届く所に娘がいる
とりあえず、それで良い。
そして帰宅し、夕食を作って娘と一緒に摂り、入浴を済ませると
不眠か悪夢という、どちらにしても最悪な選択肢が与えられる。



