そんな俺の想像とは反対に
隼人が訳のわからない事を
言い出す。


カモフラージュで
付き合ってる事にする?


ふざけんな…。好きなくせ
にはっきりしねぇ隼人に腹
が立った。


俺は隼人を連れ出す。


体育館の裏…。


「隼人…お前.何考えてんの?
お前.心ちゃんの事好きな
んだろ?
なに廻りくどい事してんの?」


俺の問いに隼人は
好きじゃないと言った。


お前さ…俺を騙せると
思ってる訳?


お前は俺に言ってくれたよな。


「素直になれ。」


なんで俺に言えて自分は
素直になれねんだよ…。