*°春夏タチバナ*°





翌日





私が学校へ行くと、夏那ちゃんと春翔くんが話しているのが目に入った






その様子はどうやら穏やかなものではなさそうだけど……











「なんでそんなこと言うの?」





「お前がそんなため息ばっかついてるからだろうが!うぜぇな」





「迷惑かけてないからいいじゃん…」





「邪魔なんだよ!」











春翔くんはそう怒鳴ると同時に机を叩く





な、なんで喧嘩してるのかな?




夏那ちゃんは怒っていると言うより傷ついている感じで…





秋くんは無表情に見つめているだけ











「私だって苦しいんだから少しくらい我慢してよ…」





「なんで俺らが我慢しなきゃなんだよ」





「ごめん…」











どうしたんだ!?




ますます話についていけなくなっていると
秋くんが私に気づいたように微笑んでくれた











「おはよ〜」





「お、おはよ!
何かあったの?」











小声で秋くんに尋ねると
秋くんは困ったように笑った





その顔がなんとも美しいでございます