「ちょ、春翔?」





「うるさい
お前が二度とほかの男のところに行かないようにしてやるよ」





「えっ?ちょ、まって」











私の言葉なんて聞かずに
春翔は私をベットに押し倒す




そして深い深いキスを落とされた











「はる…と!」





「夏那、好きだぞ
ずっとここに繋いでおきたいくらいだっつの」





「春翔……
私も、私も春翔が好きだよっ」











私がそう言うと、私の首元にキスしたかと思うと



キスされたところに痛みが走った
キスマークだなこりゃ












「春翔、見えるところにしたらダメ
明日文化祭なんだよ?」





「そう言われるとしたくなる
ていうか俺のものって印だからいいじゃねーか」











そう言うと春翔はどんどんキスマークをつけていく





首筋
胸元
お腹






本当にあらゆる所に







こうして春翔になら何されても嫌だと感じないから不思議なものだ




私が抵抗もせずに、春翔にしがみついていると
首元に急に強い痛みが走った




そしてそこから血が出てくるのがわかる











「な、なに!?痛いよ」





「うるせー
もっと深くもっと、もっと俺のものだ」










春翔は血が出ているところを噛んでいて
相変わらず血は出るけど





それでも幸せだよ



私にはもう春翔しか見えない







そして私達は
放課後になるまでずっと抱き合ったり


ゴロゴロして他愛ない話したり



幸せな時間を過ごした