*°春夏タチバナ*°





「夏那ちゃんは付き合ったこととかある?」





「ん〜、あるもなにも…
今既に付き合ってるよ〜!」





「…………!?」











まったくもって知らなかった



そんな素振り見せないし…
えっ!?なんか悲しいなぁ






少しだけ疎外感を感じて
しょげていると


夏那ちゃんは方にポンッと手を載せて
優しく笑ってくれた











「言う機会がなかっただけで隠してたわけじゃないよ♪
それに、私あんまり自信が無いから…」





「じ、自信??」











夏那ちゃんは美人だし
優しいし、人気者だし…



何にもない私からしたらすごく自信を持ってよさそうなのに…











「恋のことは結構ネガティブに考えちゃうの」











夏那ちゃんはそう、力なく笑った




そんな夏那ちゃんを見るのは初めてで





恋をしたことがない私がなにか言えるわけもない…






力になりたい気持ちはあるのに…