*°春夏タチバナ*°





それから大分たった頃



これが思ったより人生ゲームが楽しくて
何回も何回も2人で遊んでいると、すっかり日が暮れてしまった











「夢中になっちゃったね〜♪」





「うんうんっ!
冬羽弱すぎる」





「秋くんが強すぎるだけだよ〜っ」











人生ゲームにはたして強い弱いがあるのかはわからないけど
とりあえず私は全敗した




だって全然ぴったりゴールに止まらないんだもんっ











「冬羽は弱かったけど楽しかった〜」





「秋くんは強かったけど楽しかった〜!」











わざと秋くんの真似をしてそんな風に言って二人で笑う











「そろそろ日も暮れたし
長くいても迷惑だろうから帰ろうかな」





「そうだねっ!
送っていくよ♪」





「いいよ、帰り一人危ないから」





「お願いっ
ちょっとそこまででもいいからっ♪」











できるだけ一緒にいたいからお願いすると
コクリと頷いてくれる





もっとずっと一緒にいられたらいいのになぁ…






例えば家が隣とか…
そしたら遅くまででも一緒にいられるのに…




なんて、途方もないことを考えては悲しくなりの繰り返し




秋くんといる時くらいは楽しいこと考えなくちゃね♪